企業研修

研修で大切なことは「転移」が起きること

企業が研修を行なう最終的な目的は「現場で結果が出る」ことです。

企業は様々なテーマで研修を行ないますが、通常の研修は1日~2日で終わりますので、講師が継続的な成長への支援をすることは出来ません。

 

しかし、たとえ短い期間でも多額のお金と時間を使っている以上、出来る限り「研修効果」が高い研修を選択していただきたいと思います。
企業が研修講師を選択する際に重視していただきたいのが、「この講師は研修効果を高めるための重要な要素である「転移」をいかに起こしているのか?」ということです。

 
「研修転移」とは、研修参加者が現場に戻ってから研修で得た学びを使って自分を継続的に切磋琢磨するための知識やマインド、具体的行動などを持ち帰っていただくことを指します。

なぜ「転移」が必要なのか

なぜ転移が必要なのかというと、現場では既存の知識では解決できない問題や課題が山積みだからです。

私が育成マネジメント研修に伺いますと、参加者から「部下を育てたくても時間が無い」、「すぐに辞めてしまう」、「じっくり育てたいがすぐに成果を求められるので困る」、「環境が変わり、自分が育ったようには育てることが出来ない」・・・といった、人を育てることへの様々なお悩みを耳にします。

 

知識などの座学研修には正解やテストがありますから転移の検証がしやすいのですが、人材マネジメントやモチベーション、メンタル、コミュニケーション等の正解が一つでは無い問題に対してどのように転移を起こせば良いのでしょうか?

 

そのための方法の一つとして弊社が取り組んでいるのが「ソクラテス式学習メソッドⓇ」という手法です。古代ギリシャの哲学者ソクラテスは学びの元祖として知られていますが、彼は教科書が無い時代に弟子や村人達から疑問や質問を集め、即興で答えたりみんなで討論をしたと言われています。

 

現代の、正解が一つでは無い時代、。教科書が役に立たない問題・課題に対しては、今一度学びの原点に戻ることが大切と考えます。
弊社の研修は基本的に「リアル(対面式)」で行ないます。

 

人数は10人程度から5,60人までがベストです(半日~2日間程度)まで。
原則として会場から机を除外していただき、椅子だけの会場の中、参加者同士が、定期的に席替えをしながらご自身の悩みや経験をシェアしたり、他の参加者のお悩みを一緒に考えていただくことで研修への受け身の姿勢が「自分事」に変わり、参加者が「本当に知りたい」ことを扱うため、思考や視点、知識の引出しが増えることで意欲が上がります。
 

講師が、細かい字がぎっしり書き込まれた分厚いレジュメを使い、たまにワークを挟むような研修と違い、ライブでその場から集まった本音や疑問に対して「即興」で学びを創り上げていく醍醐味と参加者の対話と感情が噴出し、メモをする手が止まらないあっという間の時間を過ごしていただくことこそが研修効果を最大に引き出すものと考えております。
 

 

毎回参加者からもらう質問カード(年間5000個以上の本音や質問を扱います)。

研修終了時に研修後担当者様にプレゼントをしています。

現在ご要望が多い研修テーマ

以下のカリキュラムは一例です。お悩みやご希望に応じてカスタマイズをしております。

人材マネジメント研修(新任・ベテラン役席・管理職向け)

・部下育成の柱「アウトプットと言語化習慣」の重要性
・環境変化への認識「クローズドタスクの時代」から「オープンタスクの時代」へ
・マネジメント手法の前に「認知を機能させる」ことの大切さ
・若手が望む管理職の行動ランキング
・組織における心理的安全性とは?
・上司の認知バイアスとは?
・バイアスを修正する手法「メタ認知」
・ハラスメントが起きる理由と減らす方法
・モチベーションとは何か?多くの上司が持っている誤解
・モチベーションの正しい維持回復の方法
・ストレスとは何か、なぜストレスが高くなるのかストレスへの対処法
・部下の行動変容を促す効果的な叱り方のコツ
 

セールスコミュニケーション研修(営業職・窓口担当者向け)

・セールスに対するお悩みや課題の棚卸し
・営業を構成する6つの要素
・人の防衛本能への理解
・セールスの公式
・お客様の防衛本能を下げる手法研究
・商品説明の前に使うと効果的な質問
・お客様から「聞かせて欲しい」と言われる話題
・ニーズ喚起とは何か。具体的な手法は?
・お客様の反論への対処方法
・本音を聞きだす方法
・断ったお客様と次回にお会い出来る一言
 

社内講師養成研修(社内各部署の研修ご担当者向け)

・講師力の柱「アウトプットと言語化習慣」の重要性
・日本の企業研修はなぜ退屈なのか
・資料読みではなくリアル研修をすることの意味とは
・研修講師がよくやってしまう間違い
・グランドルールを作らない、アイスブレイクをしない
・スライドの文字が多すぎる ・時間が読めない
・知識だけを話す ・体験談が無いまたはよく分からない
・講師のタイムマネジメント
・ツカミとワークの重要性と作り方
・デリバリースキル(ヒゲを無くす、抑揚、動く)
・ファシリテーションスキル(問い、廻し、戻し)

その他、タイムマネジメント、レジリエンス、セルフモチベーション、セールス指導力強化、店舗改革、豊かな人生を送る認知科学等々、様々なテーマに対応可能です。

まずはお気軽にお問い合わせフォームからご連絡下さい。

 

白戸三四郎の企業研修の考え方が分かるマンガ小冊子(100Pフルカラー)をプレゼントしております。
お問い合わせ時にご送付先と「マンガ小冊子希望」とお書き下さい。
なお、1社1冊までとさせていただきます(在庫切れ次第修了します)

 

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